断食中に起こる体調不良。ソレ。好転反応かもしれません。
断食をしたら途中で具合が悪くなってしまって不安になった。そんな話をよく聞くことがあります。
実は断食中に感じるめまいや頭痛は、「好転反応」と呼ばれる症状で、断食の効果が出ている途中に現れる症状なんです。
断食中に現れる「好転反応」について、詳しく紹介したいと思います。
○好転反応とは・・・
断食中、体調が悪いと感じる事が多くあります。吹き出物や頭痛、吐き気やめまいなどその症状は人それぞれです。
『断食に失敗しているのでは?!』
と心配になる人いると思います。
でも、この症状は「好転反応」といわれる症状で、あわてる必要はありません。
「好転反応」とは、症状が改善している途中で、副次的な効果により一時的に症状が悪化している状態です。
体内の細胞が活性化し、毒素を体外に排出する時に起こる症状なんです。
「好転反応」が出てくるということは、体がリセットされつつあるという証拠とも考えられます。
「好転反応」が出るタイミングは人によって違いますが、だいたい断食2日目あたりから感じる事が多いようです。
また、ビタミン・ミネラル、食物繊維が少ないと好転反応が強くでるという傾向もあるようです。
【好転反応にみられる症状】
- 湿疹がでる
- 吹き出物がでる
- 目やにがでる
- 体がだるくなる
- 頭痛・めまいがする
- 吐き気や嘔吐
- 眠気
- 腰痛
- 肩こり
ただし、自己流で行う断食の場合、「好転反応」による体調不良なのか、間違った断食によって引き起こされた「体調不良」なのか、自分で判断することは危険です。
少しでも不安に感じる事があった時は、医師の判断を仰ぎましょう。
断食道場などの専用施設では、正しい方法で、安心・安全に断食を体験できます。
特に断食初心者の方は断食道場での断食がオススメです。
○好転反応が出たときの対処方法
「好転反応」が出たときは、どのように対処したら良いのでしょうか。
軽い「好転反応」の症状であれば、ゆっくりと過ごしながら断食を続け体の中の毒素を排出します。
頭痛が出る場合がありますが、これは体のエネルギーを糖質から脂肪に変える時期に起こる症状です。
頭痛などの症状は、足湯や半身浴をすると軽減できる場合があります。
断食を初めてから2~3日くらいたつと、体脂肪をエネルギーとして使うように体が切り替わるので、キツイ空腹感を感じる事も少なくなります。
「好転反応」は断食を続けていく事で、毒素が排出され、細胞がリセットされていく為、時間とともに徐々に症状が薄らいでいきます。
好転反応が出ている間は無理をしないで横になり、ゆったりのんびり過ごしてください。
また、あまりにも好転反応がつらい場合は、無理をしないでおかゆやスープ、おそばなどの回復食を食べて、いったん断食を中断するようにします。
仕事で休めない時に断食を実施したい人は、半日断食などの好転反応の心配がないゆるやかな方法がオススメです。
断食中に具合が悪くなると、不安になりますが、「好転反応」の場合は、毒素を排出してる証拠です。
断食の効果がしっかり出始めてる証拠とも考えられます。
好転反応が出てもあわてず焦らず、自分の体調と相談しながら断食にチャレンジしてみてください。
○リフレッシュの森では・・・
リフレッシュの森では、入所初日の面談で各人の希望・目的をお聞きして、その人の体質・体調等を考慮しながら、その人に最も適した断食スケジュールを組みますので誰でも無理なく安全に快適な断食が行なえます。
「好転反応」の症状が出てツライ時でも、スタッフが傍にいるので安心してお過ごしいただけます。
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